業師・宇良　幕内20年ぶり“伝え反り”で3連勝！　横綱・照は明生に勝利し3勝　若隆景ようやく1勝

大相撲秋場所4日目 （ 2022年9月14日    両国国技館 ）

＜秋場所4日目＞宝富士（上）を伝え反りで下す宇良（影・久冨木　修）
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　大相撲秋場所は14日、東京・両国国技館で4日目の取組が行われ、横綱・照ノ富士（30＝伊勢ケ浜部屋）が西前頭2枚目の明生（27＝立浪部屋）にきめ倒しで勝利。“同期対決”を制し3勝1敗となった。

　大関勢は貴景勝が唯一の白星。琴ノ若を押し出して3連勝とした。カド番の御嶽海は平幕の翔猿に寄り切られ2連敗、正代は初日から3連勝と好調の37歳・玉鷲に押し出され3連敗となった。玉鷲は15日に横綱・照ノ富士と対戦する。

　三役で唯一初日から3連敗だった関脇・若隆景は、西前頭筆頭の翠富士をはたき込みで下し今場所初白星を挙げた。

　西前頭3枚目の宇良は珍しい決まり手“伝え反り”で宝富士を破り3連勝。幕内では02年秋場所に当時大関だった朝青龍が貴ノ浪に決めた以来20年ぶり2度目。敗れた宝富士は初日から4連敗となった。

　平幕では王鵬、北勝富士、若元春、玉鷲が無傷の4連勝。新入幕の平戸海は千代翔馬に上手投げで敗れ幕内初黒星を喫した。