全米女子アマ優勝の馬場咲希　住友生命レディース東海C初日は、岩井ツインズの妹・千怜、原英莉花と同組

＜住友生命レディース練習日＞パッティンググリーンで河本結と談笑する馬場咲希（撮影・井垣　忠夫）
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　女子ゴルフの住友生命レディース東海クラシック（賞金総額1億円、優勝賞金1800万円）は16日から3日間、愛知県美浜町の新南愛知CC美浜C（6502ヤード、パー72）で行われる。14日には大会初日（16日）の組み合わせが発表され、8月の全米女子アマチュア選手権を制した注目の馬場咲希（17）は午前7時50分にアウトの1番から岩井ツインズの妹・岩井千怜（20＝Honda）、原英莉花（23＝NIPPON　EXPRESSホールディングス）と同組でラウンドすることが決まった。

　8月のNEC軽井沢72、CATレディースで史上3人目となるツアー初優勝からの2連勝を決めた岩井千怜は2連勝の翌週から3週連続で予選落ちと苦しんでいる。

　「調子は悪くないんですけど、何か一つ歯車が合わないというか……」

　最近3週間は100ヤード以内のショットの距離感が自身の感覚と合わず、時には10ヤード近く前後することもあったという。「これを直さないとダメだなと思いました」と前週は予選落ちした翌日の10日にラウンドしたという。

　馬場は岩井千怜がNEC軽井沢72でツアー初優勝を飾ったのと同じ週に全米女子アマチュア選手権優勝という快挙をやってのけた。この“同時優勝”の直後「私の優勝が薄れちゃった感じ」と話していたが、翌週のCATレディースで2週連続優勝とこちらも歴史に残る離れ業をやってのけた。

　「注目の馬場咲希さんと回れるのはうれしいです。どれくらい飛距離が出るのか楽しみですし、どういうゴルフをするのかも見てみたい」

　20歳の自分よりさらに3歳年下の若手との刺激的なラウンドを再浮上のきっかけにしたい。