朝乃山 2番相撲も万全の寄り切り 復帰2場所目も連勝発進 元中学横綱の栃神山を寄り切る

[ 2022年9月14日 14:51 ]

大相撲秋場所4日目 ( 2022年9月14日    東京・両国国技館 )

<秋場所4日目>栃神山(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・郡司 修)
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 元大関の東幕下15枚目・朝乃山(28=高砂部屋)が西幕下14枚目・栃神山(21=春日野部屋)を寄り切って2勝0敗とした。立ち合いで得意の右差しから胸を合わせ、左は抱え込む危なげない内容。「自分の相撲が取れたのでよかった」と手応えを示す一方、元中学横綱で名門・埼玉栄高出身の地力に警戒を抱いていた。「力があるので回しがほしかったが、止まらず前へ前へいった」と速攻を心掛けたことが奏功したと振り返った。

 協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分が明け、先場所三段目で復帰し7戦全勝。大関時代の1場所15番から7番へ、取組が減った。

 相撲がない本場所中も朝は稽古場へ下りて基礎運動に取り組み、稽古を終えると、若い衆の一員として掃除なども担当する。その後は午後1時から6時まで大相撲中継に見入る生活という。来場所での十両復帰へ、求められる残り5戦全勝への態勢は整っている。

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2022年9月14日のニュース