ラグビー日本代表候補に頼もしい常連組が復帰、ジョセフHC「戻ってきてうれしい」

日本代表候補発表会見に臨むジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ
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　日本ラグビー協会は2日、今秋の日本代表候補52人を発表した。今夏はコンディションの都合で選考外だったプロップ具智元（神戸）、No・8姫野和樹（トヨタ）、CTB中村亮土、WTB松島幸太朗（ともに東京SG）ら代表常連組が復帰。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（HC、52）は都内で会見し「経験のある選手が戻ってきてうれしい」と安堵（あんど）した。

　来秋にW杯フランス大会を控える日本代表（世界ランキング10位）は今秋、10月29日に東京・国立競技場でニュージーランド（同5位）戦、11月には欧州遠征でイングランド（同4位）戦とフランス（同2位）戦に臨む。頼もしい男たちが復帰した一方、来秋へ若手の台頭が求められる。「（選手層には）経験のある選手と若手のバランスが必要だ」とジョセフHC。今後は5日から別府合宿を行い、来月のオーストラリアA代表戦前にメンバーは約40人に絞られる予定だ。指揮官は実りの秋にするため「パフォーマンスを発揮してポジションを勝ち取ってほしい」と奮起を促した。