ウィリアムズ姉妹が4年ぶりにダブルスに出場も敗退 引退示唆のセリーナはあすシングルス3回戦

[ 2022年9月2日 10:58 ]

全米オープン第4日 ( 2022年9月1日    ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

試合が終わって抱き合ったウィリアムズ姉妹(AP)
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 自身のSNSと雑誌のインタビューを通じて今大会限りでの現役引退を示唆しているセリーナ・ウィリアムズ(40=米国)が1日、姉のビーナス・ウィリアムズ(42=米国)と組んで女子ダブルスの1回戦に登場。この日の試合会場は男女のダブルス1回戦ではかつて使用されたことのないアーサー・アッシュ・スタジアムで、セリーナにとって最後の大会になることもあって、会場には満員となる2万2859人の観客が詰めかけた。

 AP通信によれば、ウィリアムズ姉妹が四大大会のダブルスに出場したのは2018年の全仏オープン以来、4年ぶり。しかし試合はチェコのルーシー・ハラデツカ(37)、リンダ・ノスコワ(17)組に6―7(5―7)、4―6のストレートで敗れた。

 四大大会のダブルスで過去14回の優勝を誇っているウィリアムズ姉妹が1回戦で姿を消すのは2013年の全仏オープン以来、9年ぶり。試合が終わると抱き合ってお互いの健闘を称えたが、コートを去るときには場内からスタンディング・オベーションが沸き起こった。

 なお姉のビーナスはシングルスの1回戦でもすでに敗れているが、今大会で2勝を挙げている妹のセリーナは2日の3回戦でクロアチア出身で世界ランク45位のアイラ・トムヤノビッチ(29=オーストラリア)と対戦することになっている。

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