メジャー初参戦の桂川有人　ジャスティン・ローズから聖地攻略法を伝授される

18番、スウィルカン橋で新日本プロレスの内藤哲也のポーズを決める桂川（撮影・西尾　大助）
Photo By スポニチ

　第150回の全英オープンは14日、セントアンドリュースで開幕する。メジャー初参戦となる桂川有人（23＝国際スポーツ振興協会）は地元英国出身で16年全米オープン覇者のジャスティン・ローズ（41）から聖地の攻略法を伝授された。12日は、イン9ホールを同組でプレー。ラウンド中もアドバイスを受ける場面が見られた。

　特に印象強かったのがグリーン上からウエッジを使ってのアプローチ。傾斜が左からきつくピンが奥のグリーンではウエッジを握り、ドローのアプローチで寄せていたという。桂川は「ちょっとやってみましたが、グリーンからアプローチは怖かった。一緒に回るのは初めてでしたが、声をかけて下さった」と嬉しそうに話した。

　今回、リンクス対策として通常は持たない2Iも用意した。「風が強くて下も硬い。2Iで打てば低い球で転がって風に影響されず、使いどころがあるかなと」。地元出身でコースを熟知したキャディーとタッグを組み、初メジャーに挑む。「バンカーに張り付いてしまうとか、ブッシュに入ってアンプレアブルとか、トラブルがないようにプレーしたい」と話した。