ヒートがホームで2戦2勝 3P成功率は48・3% 76ersは今季初の“2ケタ点差”の連敗

[ 2022年5月5日 11:10 ]

76ersのハリスをかわしてシュートを放つヒートのバトラー(AP)
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 東地区第1シードのヒート(53勝29敗)は4日、地元マイアミ(フロリダ州)で第4シードの76ers(51勝31敗)と準決勝シリーズの第2戦を行い、119―103(前半60―52)で勝ってホームで2戦2勝。2年ぶりの地区決勝進出まであと2勝と迫った。

 太腿を痛めているガードのカイル・ラウリー(36)は1回戦(対ホークス)を含めて4試合連続で欠場したが、バム・アデバイヨ(24)が23得点と9リバウンド、ジミー・バトラー(32)が22得点と12アシスト、をマーク。前日に今季のシックスマン賞の受賞が決まったタイラー・ヒーロ(22)は18得点と7リバウンド、3アシストを稼いでチームに勢いをもたらした。ベンチスコアは46―19。ビクター・オラディーポ(30)も19得点を記録するなどで勝利に貢献している。

 今季の得点王、ジョエル・エンビード(28)を眼窩底骨折で欠いている76ersは第1戦(●92―106)に続いて2ケタ点差での敗戦。これはレギュラーシーズンを含めて今季初めてとなった。

 タイリース・マキシー(24)が34得点、トバイアス・ハリス(29)が21得点、ジェームズ・ハーデン(32)が20得点と9アシストをマークしたものの、チームの3点シュート成功は30本中8本どまり。成功率は26・7%で、48・3%のヒート(29本中14本)に大差をつけられた。

 第3戦(6日)と第4戦(8日)は76ersの地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)での開催。なおNBAのプレーオフで2戦2勝としたのはヒートが通算440回目。過去439回ではリードしたチームが408回シリーズを制覇している。

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