琴ノ若「先場所のような攻める相撲を」自己最高位から三役獲りへ決意

[ 2022年5月5日 05:30 ]

夏場所に向け琴恵光と稽古する琴ノ若(左)=日本相撲協会提供
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 大相撲夏場所(8日初日、東京・両国国技館)を自己最高位の西前頭2枚目で迎える琴ノ若(24=佐渡ケ嶽部屋)が4日、電話取材に応じ「先場所のような攻める相撲を続けて、そこを徹底できれば」と意気込んだ。初場所、春場所ではともに11勝を挙げて敢闘賞を受賞。夏場所は昨年秋場所以来となる上位総当たりの位置に躍進する。前回はケガもあって振るわなかっただけにリベンジへの気持ちは強い。

 今場所の観客動員は通常の約87%が上限となる。琴ノ若はコロナ下の20年春場所に新入幕。満員の国技館で相撲を取った経験が少ないだけに「(館内の熱狂は)子供の頃に師匠たちが相撲を取っていた時の記憶がある。あの空気感で取れるのは楽しみ」と三役挑戦場所を見据えた。

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2022年5月5日のニュース