北京パラアルペン2冠の村岡桃佳、選手村で休養日「少しゆっくりできた」 メダリスト会見で笑顔

[ 2022年3月8日 16:37 ]

<北京冬季パラリンピックメダリスト会見>メダルを手に笑顔を見せるパラアルペンスキーの村岡(左)と森井
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 北京冬季パラリンピックのアルペンスキー女子座位で2冠に輝いた日本選手団主将の村岡桃佳(25=トヨタ自動車)が8日、北京北部延慶にある選手村でメダリスト会見に臨んだ。

 リラックスした表情で登壇した村岡。競技初日となった5日の滑降で金発進すると、6日のスーパー大回転で2日連続金、7日のスーパー複合では銀を獲得した。天候の影響で前倒しで実施する種目もあるなど、タイトなスケジュール。この日は休養日となり「少しゆっくりできた」と笑顔を見せた。

 今大会は主将として、ここまで出場3種目全てでメダルを手にし、日の丸をけん引している。旗手で、21歳の川除大輝(日立ソリューションズJSC)も、ノルディックスキー距離男子20キロクラシカル立位で金メダルを獲得しており、若手選手の躍進が目立つ。村岡は川除の活躍を映像で見たといい「うれしかった。日本選手団として、私たちが先輩たちの背中を見てきたように、(今度は)私たちが見せていけるようになってきているのかな」と誇らしげに語った。

 残り2種目。11日の大回転では連覇も懸かる。冬の女王は「残り2種目に向けてコンディションを整えていきたい。自分の体と、気持ちと、道具がどれだけ準備できるか。全力を尽くします!」と意気込んだ。

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2022年3月8日のニュース