西地区上位2チームがともに黒星　ポール離脱のサンズは今季3度目の連敗

[ 2022年2月28日 14:33 ]

　NBAは27日、後半戦4日目の8試合を各地で行い、リーグ最高勝率をマークしている西地区全体首位のサンズは地元フェニックス（アリゾナ州）で同4位のジャズに114―118（前半60―56）で敗れて49勝12敗。デビン・ブッカー（25）が30得点を挙げたものの、昨年12月23、27日以来となる連敗（今季3回目）を喫した。右手親指を痛めたクリス・ポール（36）が離脱してからは1勝2敗。ホームでは今季26勝7敗となった。

　勝ったジャズは38勝22敗。ドノバン・ミッチェル（25）が26得点、ルディー・ゴベア（29）が16得点と14リバウンドを稼ぎ、ここ9戦で8勝目を挙げた。

　西地区全体2位のウォリーズも地元サンフランシスコ（カリフォルニア州）で5位のマーベリクスに101―107（前半60―48）で敗れて43勝18敗。第3Q途中で最大21点をリードしながら試合をひっくり返され、9連勝のあとは7戦5敗と勢いがなくなってきている。

　マーベリクスは35勝25敗。ルカ・ドンチッチ（22）が34得点、ウィザーズから移籍してきたスペンサー・ディンウィディー（28）が24得点を稼ぎ、第4Qを33―13として逆転勝ちを収めた。

　東地区全体3位の76ersは敵地ニューヨークでニックスを125―109（前半65―56）で退けて37勝23敗。ネッツから移籍してきたジェームズ・ハーデン（32）が29得点、10リバウンド、16アシストで今季10回目のトリプルダブルを達成し、新天地では2戦2勝となった。球宴出場のセンター、ジョエル・エンビード（27）はフリースローを27本中23本（今季リーグ最多）成功させて37得点を記録している。

　トレイルブレイザーズに勝った西地区全体6位のナゲッツは6連勝。レイカーズはペリカンズに最大32点差をつけられてここ6戦では5敗目を喫している。

　＜27日の結果＞
76ers（37勝23敗）125―109＊ニックス（25勝36敗）
ジャズ（38勝22敗）118―114＊サンズ（49勝12敗）
＊ペイサーズ（21勝41敗）128―105セルティクス（36勝27敗）
ピストンズ（15勝46敗）127―126（延長）＊ホーネッツ（30勝32敗）
クリッパーズ（32勝31敗）99―98＊ロケッツ（15勝45敗）
マーベリクス（35勝25敗）107―101＊ウォリアーズ（43勝18敗）
ナゲッツ（36勝25敗）124―92＊トレイルブレイザーズ（25勝36敗）
ペリカンズ（25勝36敗）123―95＊レイカーズ（27勝33敗）
　＊はホームチーム