ラグビー元日本代表主将・菊谷崇氏が日大HC就任 悲願日本一へ「地獄を味わってもらう」

[ 2022年2月25日 05:30 ]

日大ラグビー部のヘッドコーチに就任、会見で笑顔を見せる元日本代表の菊谷崇氏
Photo By 共同

 ラグビーの全国大学選手権で昨季8強の日大は24日、2011年W杯ニュージーランド大会で日本代表主将を務めた菊谷崇氏(42)が3月1日付でヘッドコーチに就任すると発表した。菊谷氏は都内で記者会見し「学生が主体的に動ける環境をつくり、人生の先輩としてサポートしていければいい結果は生まれる」と抱負を語った。

 現役時代、フランカーとNo・8としてトヨタ自動車(現トヨタ)、キヤノン(現横浜)で活躍し、サラセンズ(英国)でもプレーした経験がある菊谷氏は日大OBではなく、大体大出身。「このような機会を与えていただいて感謝しています」と語った。

 日大は大学日本一の経験がなく、新コーチの就任は28年に迎える創部100周年に向けた強化の一環。17年度に現役引退した後は若年層の育成、普及に取り組んできた菊谷氏は「ボールを回していけるチームにしたい。メリハリをつけた練習をしていく。地獄を味わってもらう」と方針を述べた。

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2022年2月25日のニュース