スノボ銅・村瀬心椛「マジか、4位だダメだ」 五輪での勘違いをぶっちゃけ

[ 2022年2月25日 21:17 ]

銅メダルの村瀬心椛(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪スノーボード女子ビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)が25日放送のテレビ朝日「修造&一茂のイミシン~北京オリンピック名場面SP~」(後8・00)にリモート出演し、五輪の裏話を披露した。

 冬季五輪日本女子最年少メダルとなる17歳100日で3位に入る快挙を達成した。銅メダル以上が確定していた3回目の演技、着地で転倒すると、頭を抱えるリアクションを取った。村瀬は、直前に斜め軸の後方3回転宙返り「トリプルアンダーフリップ」に挑んだ岩渕麗楽(れいら、20=バートン)に触れ、「麗楽ちゃんがトリプルをやったのを見ていなくて、下で騒いでいるのしか見れていなかったので。自分は4位に下がってしまったと思って」と告白。岩渕が大技を成功させ、自身がメダル圏外になったと勘違いしたという。

 3本目の演技中はどんなことを思っていたのか、“心の声”を問われた村瀬は、自らの映像を見ながら解説。「うわー、ヤバイ。麗楽ちゃんが決めちゃった、ヤバイ。3本目ここで攻めるしかない。自分ならいける」と意気込んでスタートしたそうで、「ちょっとスピード遅くない?いけるかも!あ、スピード出ない、(転倒して)痛った!こけたー、4位だ。うわー、マジかー」と、心情を振り返った。

 その後「マジか、4位だダメだ。麗楽ちゃんのところに真っ先に行こう」と思ったところ、誤りに気付いたといい、「ありがとうござい…え、3位なの!?って」と、ぶっちゃけトーク。スタジオ出演者から、「テレビで見る我々よりも(メダルに気付いたのが)遅かったんですか?」とツッコまれると、本人は恥ずかしそうに笑った。「公開練習の時はスピードが出ていたので、3本やって3本とも着地全部成功して。本番で決められなかったので悔しかったです」とも口にしていた。

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2022年2月25日のニュース