ロシアのウクライナ侵攻はスポーツ界にも衝撃 UEFAはCL決勝開催権をロシアからはく奪へ

[ 2022年2月25日 08:34 ]

ロシアの侵攻を受けて避難するウクライナのキエフ市民(AP)
Photo By AP

 欧州サッカー連盟(FIFA)は24日、ロシアのウクライナ侵攻を公式に非難した上で、25日の理事会でロシア・サンクトペテルベルグのクレストフスキー・スタジアムで5月28日に行われる予定になっているチャンピオンズ・リーグ決勝戦について再検討する方針を表明。匿名の関係者がAP通信に明らかにしたもので、事実上“開催権ハク奪”という最大級の処分に踏み切る姿勢を示した。

 国際サッカー連盟(FIFA)はまだ侵攻について公式見解を出していないが、W杯欧州最終予選のプレーオフを残しているチェコ、ポーランド、スウェーデンは「ロシアで試合を開催すべきではない」とする文書をFIFAに提出。またドイツのシャルケは天然ガス事業でロシアの半国営企業となっている「ガスプロム」がメーンスポンサーだったが、ユニフォームから同社のロゴを外すと発表した。

 このほかロシア国内で開催されることになっているバスケットボール男子にユーロリーグや、テニス男子の大会なども延期もしくは中止。F1で過去4回年間王者となっているドイツのセバスチャン・ベッテル(34)は、今年9月にソチで開催されるロシアGPには参戦しないと表明した。

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2022年2月25日のニュース