NBAの後半戦がスタート　ブルズのデローザンは9試合連続で30得点以上を記録

ホークスのガリナリをかわしてシュートに持ち込むブルズのデローザン（AP）
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　球宴を終えたNBAの後半戦が24日に始まり、ブルズは地元シカゴ（イリノイ州）でホークスを112―108（前半52―50）で振り切って6連勝。今季成績を39勝21敗として試合のなかったヒート（38勝21敗）をかわして東地区全体の単独首位に立った。

　ブルズでは20日の球宴に出場したデマー・デローザン（32）が37分の出場でフィールドゴール（FG）を21本中15本（うち3点シュートは3本中2本）、フリースローを7本中5本成功させて37得点をマーク。すでにリーグ記録となっている「FG成功率50％以上を維持しての35得点以上」は8試合連続に伸びた。また30得点以上は9試合連続。ブルズでは1990年12月25日から91年1月14日までマイケル・ジョーダンが達成した10試合連続に次ぐ最長記録となっている。

　西地区全体首位のサンズは敵地オクラホマシティー（オクラホマ州）でサンダーを124―104（前半48―45）で退けて8連勝で49勝10敗。クリス・ポール（36）が右手親指を痛めて当面戦列を離れることになっているが、デビン・ブッカー（25）が25得点と今季自己最多の12アシスト、さらに通算で自己最多となる6スティールをマークしてポールの穴を埋めた。

　西地区全体6位のナゲッツは敵地サクラメント（カリフォルニア州）でキングスに128―110（前半63―58）で勝って4連勝で34勝25敗。試合開始前には、ウクライナ出身でロシアの侵攻に対して抗議声明を出したキングスのアレックス・レン（28）を囲んで両軍の全選手が腕を組んで“連帯”を示す場面もあった。

　なお八村塁（24）が所属するウィザーズは25日にスパーズ、渡辺雄太（27）が所属するラプターズはホーネッツと後半戦最初の試合を行うことになっている。

　＜24日の結果＞
＊ピストンズ（14勝45敗）106―103キャバリアーズ（35勝24敗）
セルティクス（35勝26敗）129―106＊ネッツ（31勝29敗）
＊ブルズ（39勝21敗）112―108ホークス（28勝31敗）
＊ティンバーウルブス（32勝26敗）119―114グリズリーズ（41勝20敗）
サンズ（49勝10敗）124―104＊サンダー（18勝41敗）
ウォリアーズ（43勝17敗）132―95＊トレイルブレイザーズ（25勝35敗）
ナゲッツ（34勝25敗）128―110＊キングス（22勝39敗）
　＊はホームチーム