高梨　25日からのW杯欠場へ、SAJ「今後の大会出場は未定」

ジャンプ女子・高梨沙羅
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　全日本スキー連盟（SAJ）は24日、北京冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反によって失格となった女子の高梨沙羅（25＝クラレ）について「今後の大会出場は未定」と発表した。25～27日にオーストリアのヒンツェンバッハで実施される五輪後最初のW杯は欠場する見通し。高梨は五輪の競技を終えた後、日本に戻らずに渡欧して調整中。SAJは、出場予定確定後に改めて発表する方針だ。

　北京五輪の混合団体は、高梨が1回目に失格となった影響もあり、日本は4位でメダルを逃した。高梨がインスタグラムで謝罪し、「今後の私の競技に関しては考える必要があります」と進退にも言及すると、励ましの声が相次いだ。五輪閉幕に際しては「スキージャンプという素晴らしい競技の場に立つために、現状を鑑みて前進していきたい」と、日本オリンピック委員会（JOC）を通じて前向きなコメントを発していた。