順大・三浦、箱根駅伝花の2区に意欲「脅威になる走りしたい」

[ 2021年12月15日 05:30 ]

三浦龍司
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 箱根駅伝(来年1月2、3日)に出場する順大が14日、オンライン取材に応じ、東京五輪男子3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(2年)がエース区間2区出場に意欲を見せた。前回同様に1区起用が有力だが、全日本大学駅伝では2区を走り1区以外も経験。チーム状況次第では2区投入の準備もできている三浦は「可能性は1区だけじゃない。ロード、駅伝で殻を破りたい」と力強く語った。

 2区には22年ユージン世界選手権参加標準記録を突破した田沢廉(駒大3年)や区間記録を持つビンセント(東京国際大3年)ら三浦より持ちタイムで上回る選手のエントリーが有力。五輪以降トラックからロードに切り替えて脚づくりをしているという三浦は「持久力を高める練習は質の高いものができている」と世界レベルのバトルへ闘志を燃やす。

 全日本大学駅伝では駅伝力の成長を見越した2区起用の期待に応え、区間賞を獲得。長門俊介監督(37)も「駅伝の苦手意識を払しょくするきっかけになった」と手応えを口にしている。前回1区区間10位のリベンジかエース対決か。どちらの区間でもマークされる存在には変わりはない。三浦は「他大学の脅威になる走りをしたい」と意気込んでいた。

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