柏原 6季連続のシード死守へ自己新64で首位発進、「単独15位以上」が絶対条件

[ 2021年11月19日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエール・レディース第1日 ( 2021年11月18日    愛媛県 エリエールGC松山(6545ヤード、パー71) )

<大王製紙エリエール・レディース第1日>17番、ティーショットを放つ柏原(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 賞金ランク54位・柏原明日架(25=富士通)が自己ベストを2打更新する64をマークし、7アンダーで17年日本女子プロ選手権以来の首位発進。プロ2年目の15年から5季連続で保持してきた賞金シード死守へ好発進した。原英莉花(22=日本通運)、山城奈々(27=Tee―up)も首位に並んだ。賞金女王を争う稲見萌寧(22=都築電気)は1アンダーの40位。稲見を追う古江彩佳(21=富士通)は2アンダーの31位とやや出遅れた。

 シード当落線上の賞金ランク50位とは約140万円差。崖っ縁に追い込まれた柏原が6季連続シード獲得へその底力を見せた。

 「今日もやってやるぞって気持ちでした」

 4番で6メートルのバーディーパットを沈めると6番では残り10ヤードのアプローチをカップに放り込んだ。中盤以降もその勢いは衰えず9番からの3連続を含む7バーディー。17年のアクサ・レディース2日目に記録した66の自己ベストを更新した。

 アマチュア時代は中学、高校で日本一に輝き、プロ2年目の15年に初の賞金シードを獲得。ツアー初Vは19年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンと時間を要したが、この年2勝。だが、飛躍を期待された今季は低迷。優勝争いで脚光を浴びたのは今年5月のパナソニック・レディースだけだった。

 目覚めるきっかけとなったのは前回大会覇者として臨んだ4週前のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースの予選落ちだった。得意コースでの賞金総額2億円の大会。当時の賞金ランクは51位。「早く楽になりたい」という焦りから、2日目に78を叩いて82位に沈んだ。

 「ショットが課題でしたけど、技術面じゃなく心なんだなと」

 逆転シードには単独15位以上が絶対条件だが、思いはそこにはない。同い年の親友・堀琴音は19年賞金ランク150位からはい上がり、今年7月のニッポンハム・レディースで初優勝。その堀の存在も励みに「もちろんシード権を守りたい。最後まで諦めない」と自分に言い聞かせる。

 ▽女子ゴルフのシード権 昨季までは賞金ランキング50位以内に与えられたが、今季はこれに加え国内ツアーおよび海外メジャーの順位をポイントに換算したメルセデス・ランキングで50位以内に入った選手も獲得できる。ポイントは国内メジャーを除く4日間大会が3日間大会の1・5倍、国内メジャーが3日間大会の2倍、海外メジャーが3日間大会の4倍。ランキング1位には3年間のシード権が付与される。

続きを表示

「稲見萌寧」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2021年11月19日のニュース