鍵山優真、頂点も進化の誓い「この舞台にまた戻ってこれたらいいな」

[ 2021年10月15日 23:20 ]

男子フリー、演技する鍵山優真
Photo By 共同

 22年北京五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートのアジアンオープントロフィー最終日が15日、北京の首都体育館で行われ、10選手による男子フリーでは昨季の世界選手権準優勝の鍵山優真(オリエンタルバイオ)が179・98点をマークし、合計277・78点で頂点に立った。

 冒頭の4回転ループで着氷が乱れ、続く4回転サルコーで転倒。それでも、4回転―3回転の連続トーループなどを降り、技術点、演技点ともトップで優勝した。今季初の国際大会で課題も見つかり「4回転ループは挑戦という形で、しっかり締め切ることができて良かった。他の部分、4回転サルコー、4回転トーループにまだミスがあったので、そこをもうちょっと確率上げて全体的にフリーを滑り込んでいけたら」と話した。

 来年2月に行われる本番会場の雰囲気をつかめたことは大きい。「やっぱりオリンピック会場でしっかり氷も作られていた」と語り「やっぱりここがオリンピック会場なんだって考えると、来年2月にこの舞台にまた戻ってこれたらいいな、頑張りたいなって思います」と決意を新たにしていた。

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