佐藤駿2位、GPシリーズへ「立て直そうと思っている」

[ 2021年10月15日 23:02 ]

フィギュアスケート・アジアンオープントロフィー ( 2021年10月15日    中国・北京 )

男子で2位の佐藤駿のフリー
Photo By 共同

 22年北京五輪のテスト大会として行われ、男子の佐藤駿(フジ・コーポレーション)は合計256・16点で2位だった。

 14日のSPは90・77点で2位発進。この日のフリーで同学年の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)を追ったが、届かなかった。

 佐藤は「最初のルッツで転倒してしまって、フリップでもステップアウトしてしまって、前半は大事な2本が決まらなかったところは悪かったところかな」とした上で、「SPはノーミスの演技できたのでそこは良かったかなと思っている」と大会を振り返った。

 五輪と同じ首都体育館が舞台。「会場の雰囲気はすごく圧倒されたというか。普段、滑らないようなリンクでビックリした」と現地入り直後は戸惑いもあったが、「会場の雰囲気に飲み込まれずにできた。最初ちょっと慣れるかなと思ったけど、2日くらい練習の機会があったので、そこで慣らすことができたかな」と話した。

 22日にはGPシリーズ・スケートアメリカ(ラスベガス)が開幕。「GPシリーズでは立て直そうと思っている。GPシリーズでは今回の悪かったところを改善できるように頑張りたい」と闘志を高めていた。
 

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