堀内新五輪相「次世代に誇れるレガシーを発信したい」

[ 2021年10月5日 13:07 ]

堀内詔子ワクチン兼五輪相
Photo By 共同

 ワクチン、五輪担当相に就任した堀内詔子大臣(55)が5日、都内で会見を開いた。

 五輪、パラリンピック担当相として「開催国としての責任を果たし無事に大会を終えることが出来た」とし、「今後は大会組織委員会や東京都、関係大臣と緊密に連係し、次世代に誇れる有形無形のレガシーを発信していけるように努めて参りたい」と抱負を述べた。

 新型コロナの影響で大半の会場が無観客となった東京大会は数百億円規模のチケット収入を失い、多額の赤字が見込まれているが、大会収支について堀内新五輪相は「経費については運営主体の組織委員会の方できっちりと示してくださるもの、収入、支出それぞれについて精査をしてくださるものと認識しております」と強調した。

 また、ソフトボール日本代表の後藤希友(20=トヨタ自動車)の金メダルを名古屋市の河村たかし市長がかじった問題について、「河村市長はお喜びだったので、ああいう行動をなさられたのだと思います。金メダルを取ることは素晴らしいことですので、(喜びの)表現の仕方がそれぞれだったんだなと思っているところです」と理解を示した。後藤の金メダルは、すでに日本オリンピック委員会を通じて新しいものに交換されている。

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2021年10月5日のニュース