女子ゴルフ「TOTOジャパンクラシック」　JLPGA特別公認競技として11月開催

2020年のTOTOジャパンクラシック。優勝トロフィーを手に笑顔を見せる申ジエ
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　女子ゴルフの「TOTOジャパンクラシック」を主催するTOTO株式会社、株式会社毎日放送、スポーツニッポン新聞社などは5日、同大会を日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）特別公認競技として11月4～7日の4日間、滋賀・瀬田GC北Cで開催すると発表した。無観客で行われる。

　従来は国内唯一の全米女子プロゴルフ協会（USLPGA）公式戦で、JLPGAツアーも兼ねていたが、依然として新型コロナウイルスの世界的な流行終息の見通しが立っていない現状を踏まえ、昨年に引き続きJLPGAツアー単独で開催することを決めた。

　出場選手枠は78人。10月15～17日開催の富士通レディース終了時点での賞金ランキング上位35人に加え、同12日時点のロレックスランキング上位43人に出場資格が与えられる。今年から大会史上初の4日間開催となり、賞金総額は昨年の1億6000万円から2億2000万円に増額。優勝賞金もJLPGAツアー屈指の3300万円に設定されており、秋本番の賞金女王レースを左右するトーナメントとなりそうだ。

　大会会長を務めるTOTO株式会社の清田徳明代表取締役社長執行役員は「選手や大会の運営に携わるみなさんを応援したいという想いから、日本女子プロゴルフ協会様のご理解とご支援もいただき、今年も日本国内大会として開催できる運びとなりました。大会が安全・安心に開催され、少しでも皆さんに明るい話題をお届けすることができれば幸いです」とコメント。JLPGAの小林浩美会長は「USLPGA選手の参戦は叶いませんが、4日間大会としてスケールアップして、賞金総額も増額していただき、重ねて感謝申し上げます。選ばれし上位78名の選手が、感謝の気持ちいっぱいに、より一層白熱した戦いになると確信いたします」と熱戦を期待した。