木下稜介が自身初の賞金王へ首位発進 米挑戦へ揺れる思い「優柔不断なので」

[ 2021年9月24日 05:30 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン第1日 ( 2021年9月23日    京都府 城陽CC=6967ヤード、パー72 )

1番、ティーショットを放つ木下稜介(撮影・井垣 忠夫)
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 賞金ランク2位の木下稜介(30=ハートランド)がボギーなしの7バーディー、65で単独首位に立った。自身初の賞金ランク首位浮上が確実となる今季3勝目へ、絶好のスタート。アマチュアの河本力(21=日体大4年)ら2人が1打差の2位。賞金ランク首位の星野陸也(25=フリー)は3アンダーの24位で、石川遼(30=CASIO)は1アンダーの48位と出遅れた。

 狙い澄ました首位発進だ。木下稜は第1打を右ラフに打ち込んだ15番では116ヤードの第2打をPSで3メートルに寄せて7個目のバーディー。「手前のエッジに落とす完璧なショットでした」と自画自賛の快打で危機を好機に変えた。

 ツアー未勝利から今季既に2勝と急成長を遂げたプロ8年目の快進撃。同級生の石川遼(09年)、松山英樹(13年)に続く賞金王、さらに同じ奥嶋誠昭コーチに師事する稲見萌寧とのダブル戴冠も視界に入ってきたが、表情はさえない。

 「優柔不断なんで悩んでいます」

 きっかけは石川の米下部ツアー挑戦を伝える記事だった。10月のブリヂストン・オープン(7~10日)終了時点で賞金ランキング5位以内に入れば、11月の米最終予選会(4~7日)の出場資格を得られると知り、突然、同ツアー挑戦が頭をもたげてきた。

 7月に初の海外メジャーとなる全英オープン(59位)を経験。松山のいる世界最高峰の米ツアーでともに戦いたい思いが強くなった。米下部ツアー挑戦を選べば、シーズン終盤の高額賞金トーナメントを2、3試合欠場することになり「夢」と語る賞金王の可能性は低くなる。エントリーの締め切りは来月10日。悩む日々が続きそうだ。

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