5差ひっくり返した!西村優菜が逆転の女王 21歳ミレニアムの星は黄金世代キラー

[ 2021年9月20日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 住友生命レディース東海クラシック最終日 ( 2021年9月19日    愛知県 新南愛知CC美浜C=6502ヤード、パー72 )

逆転優勝した西村優菜はカメラマンの要請に笑顔でバンザイ(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に5打差の15位から出た西村優菜(21=スターツ)が自己ベストを2打更新する大会コースレコードタイの63をマークし、通算10アンダーで逆転優勝。5月のワールド・サロンパス・カップに続く今季3勝目を挙げるとともに賞金ランクでも3位に浮上した。植竹希望(23=サーフビバレッジ)、大里桃子(23=伊藤園)が通算8アンダーで2位。渋野日向子(22=サントリー)は通算6アンダーの4位。稲見萌寧(22=都築電気)は通算4アンダーの13位だった。

 スタート時に5打あった首位との差が2打に。7番ティーイングエリアのスコアボードでその差を確認した西村は、「もしかしたらあるかな」と頭の中にイメージした車のエンジンを「ブワーン」と思い切り吹かした。

 ここぞという時のために磨いてきたセルフコントロール術。心のギアをトップに入れた直後の7番で2・5メートルのバーディーパットを沈めたのを皮切りに、8ホールで4連続を含む6バーディーを奪い一気に首位へ。最終18番は110ヤードの第2打をPWでピン手前1メートルに運び、大会コースレコードに並ぶ有終バーディー。「勝てるとは思っていなかったのでまさかだった。ゴルフの神様が味方してくれました」と本人も驚く、大逆転劇だった。

 「逆転の女王」だ。ツアー初優勝した昨年11月の三菱電機レディースでは勝みなみとの6打差、メジャー初優勝を果たした今年5月のワールド・サロンパス・カップでは高橋彩華との3打差、今大会は大里との5打差を最終日に逆転した。黄金世代の実力者3人に競り勝ったのは実力の証だ。

 この優勝で年頭に立てた複数回優勝の目標を達成。さらに1350万円を加算し、今季通算で1億4000万円を超え、賞金ランクでも3位に浮上。同じミレニアム世代の親友、古江彩佳を抜いて世代のトップに立った。目標の5位以内も近づいてきた。

 「まだメジャーも2試合残っているので優勝を目指していきたい」。高額賞金大会が続く終盤戦。賞金女王争いで稲見、小祝さくらの間に割って入る存在になるかもしれない。

 ◆西村 優菜(にしむら・ゆな)2000年(平12)8月4日生まれ、堺市出身の21歳。父・武彦さんの影響で5歳からゴルフを始める。大阪・大商大高1年時の16年日本女子オープンで6位。19年プロテスト合格。昨年の樋口久子・三菱電機レディースでツアー初優勝し、今年5月のワールド・サロンパス・カップでメジャー初制覇。1メートル50、50キロ。

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