ソールが厚すぎて失格! ウィーン・マラソンで優勝者にハプニング 厚底シューズの規定違反

[ 2021年9月13日 14:46 ]

パラリンピックでマラソン選手が履いていたシューズ(AP)
Photo By AP

 12日にオーストリアで行われたウィーン・シティー・マラソン(1984年~)の男子ではエチオピアのデララ・フリサ(24)が2位に3秒差をつけて1位でフィニッシュしたが、“シューズ違反”のためにレース後に失格になるというハプニングがあった。

 AP通信によれば、フリサはマラソンのトップランナーにとって“必需品”でもある厚底シューズを履いて完走。しかし履いていたシューズは出走前に登録したものとは違い、ソールの厚さが規定の40ミリを超える50ミリとなっていた。

 この結果、2時間9分25秒で2位だったレナード・ランガット(ケニア)が繰り上がりで優勝。マラソンの主要大会で厚底シューズの規定違反で優勝を取り消されたのはフリサが初めてとなった。なおレースで履いたシューズはトレーニングで使っていたものだが、なぜ登録していたシューズを本番で替えたのかは明らかになっていない。

 女子ではビビアン・チェプキルイ(ケニア)が2時間24分29秒で優勝した。

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2021年9月13日のニュース