木戸愛が68で浮上「楽しく回れている」 日本女子プロ

[ 2021年9月10日 15:14 ]

女子ゴルフ 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日 ( 2021年9月10日    茨城県 静ヒルズCC=6680ヤード、パー72 )

<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・2日目>17番、ティーショットを放つ木戸愛(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 11位から出た木戸愛(31=ゼンリン)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算6アンダーにスコアを伸ばした。「昨日、今日といいパッティングが決まってくれているのが心強い。ショットもいい感じで回れています」と笑みを浮かべた。

 インの10番から出ると14番で4メートルのチャンスを沈め、ここから3連続バーディー奪うなどグリーン上が好調。2週前から80センチ先にティーを挿し、ティーに当てて出球を揃えるドリルなど新たなパットの練習を取り入れた。ゴルフ場だけでなく、部屋でも練習を行うなどパットを強化して「妹と取り組んでいるパットの成果が出始めた。結果もいい方向についてきてくれているのがうれしい」とうなずいた。

 今季の最高成績は11位。直近8試合のうち、5試合が予選落ちと苦しい時期が続いた。それでもプロレスラーの父・修さんから「チャンスがある限り、冷静にやればゴルフも良くなる」という言葉を心の支えに、メジャーの舞台で上位争いに加わった。12年以来9年ぶりのツアー通算2勝目へ、「父からも言われている冷静にやり切るということを、自分のテーマとしてやり抜きたいと思います」と決勝ラウンドを見据えた。

続きを表示

2021年9月10日のニュース