男子50M平泳ぎでベテラン鈴木が2大会ぶり銅メダル!タッチした瞬間の赤ランプで「メダルと思った」

[ 2021年8月25日 18:51 ]

東京パラリンピック第2日 競泳 ( 2021年8月25日    東京アクアティクスセンター )

<男子平泳ぎ SB3>銅メダルを獲得しガッツポーズの鈴木  (撮影・光山 貴大)
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 男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)決勝で5大会連続出場のベテラン鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)が49秒32で銅メダルを獲得した。鈴木にとっては2012年ロンドン大会以来、2大会ぶりのメダル獲得。ミックスゾーンでは「表彰台に戻れてよかった」とホッとした表情を見せた。

 午前の予選は中盤まで先頭に立ちながら「決勝に残ればいい」と最後はペースを落とし、51秒75の全体5位で通過。同時に「テーク・ユア・マーク」からスタート音までやや時間がかかることを察知し、決勝はフライングに気をつけたという。序盤は先頭に立ち、中盤以降は世界新記録の46秒49で優勝したジダノフ(ロシア・パラリンピック委員会)に突き放されたものの、3人による2位争いで3位に食い込んだ。「スタート台にタッチした時に赤いランプがついたのでメダルを思った。順位は分からなかったけど」と振り返った。

 08年北京大会で金メダルを獲得した種目で、前回の16年リオデジャネイロ大会は4位。今大会は自由形で金メダルを期待されており「今も狙っている。まだ4種目ある。これからも金メダルを目指して頑張る」と意気込んだ。

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