はるな愛 パラ開会式出演から一夜明け 感動、感激の舞台裏 本番前、演出家の一言に「みんな泣いた」

[ 2021年8月25日 13:07 ]

タレントのはるな愛
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 24日に行われた東京パラリンピック開会式に参加したタレントのはるな愛(48)が25日放送の日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。開会式を振り返った。

 ピッチ上に描かれた“パラ・エアポート”上で展開した「片翼の小さな飛行機の物語」のオープニングで、青を基調とした制服に身をつつんだクルー100人がカウントダウンのダンスを踊る一人として登場した。NHKの中継ではオープニングVTRが終わると、笑顔のはるなが映し出されてスタート。「6日ぐらい前にカメラリハーサルがあって、そこでアップがあると聞いて。すごく緊張しました。世界中が見てると思って。すごい責任を感じました」と心境を語った。

 自ら応募した経緯について「2年前にオーディションの公募を見つけて応募して。2次審査受かって。ぜひ出てくださいと言っていただいて。多様な世界になってもらいたいという思いもあって。みんなでメッセージを伝えられるんじゃないかと。世界にメッセージを伝えられるチャンスだと思った。思いが伝わって演出に落としてもらったなと思います」と話した。

 「今回は公募の方も多かったようで、国歌を歌った方、(物語の主人公を務めた和合)由依ちゃんも公募でしたから」とし、詳しいことは規定で明かせないとしたものの、オーディションでは「演歌を歌ったんです。北島三郎さんの北の漁場を。地声で自分の声で歌いたいですって言ったんです」と明かした。

 開会式でオープニング以降も、「ずーっとみんなと一緒にダンスして、乗り物にも乗って衣装早替えもあって。みんなと一緒にずっと出させていただいた。チームの中にも耳の聞こえない方とかもいて、愛ちゃんに合わせるねとか言ってくれて。みんなで合わせて。歩くスピードも違うので、振り付けも何度も対策をとっていただいて練習しました」と振り返った。

 布袋寅泰の登場は「知ったのが直前で、1週間くらい前。布袋さん出てきた時は踊らないといけないのに、悲鳴が…」と苦笑。「テンションがすごく上がった。布袋さんも、みんなでいいものを作ろうねって声かけてくださった」と感激したという。

 演出を担当したウォーリー木下氏からは「全員がイヤモニしてるんですけど、本番前に“みんな違って、みんないい”っていうメッセージを受け取って、もうみんな泣きながら…ウォーリーさんはみんなに声をかけてくれて。それぞれの身体の違いを、みんなの得意なところを見つけてくれた」。感動を呼んだ開会式の一体感につながった要因を明かした。

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