笹生2位発進、初日でリンクス適応「18ホール回りながら慣れていった」

[ 2021年8月14日 02:30 ]

米女子ゴルフツアースコットランド・オープン 第1日 ( 2021年8月12日    英国リーベン ダンバーニー・リンクス=6584ヤード、パー72 )

笹生優花
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 フィリピン代表として東京五輪出場後、ツアー初戦となった笹生優花(20=ICTSI)が8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り2位の好スタートを切った。首位とは2打差。65をマークしたミシェル・トムソン(33=英国)が単独首位に立った。

 海沿いの地形を生かしたリンクスコースを回るのは、20歳の笹生にとって今回が2度目だという。それでも経験が少ない中で、1日でコースに適応。67の好スコアをマークした。

 「朝は天気が良くて風もあまり吹いていなかったので、いいスコアで上がれて良かったです」

 2つスコアを伸ばして迎えたパー3の6番で1オン4パットのダブルボギー。それでも、続くパー5の7番で3打目をピン手前1メートルに寄せてすぐにバーディーを奪い返した。後半はボギーなしの5バーディー。特にグリーン上の感覚がホールを追うごとに良くなったと言い、「18ホールを回っていきながら、慣れていったと思います」と振り返った。

 今大会は次週開催の今年最後のメジャー、AIG全英女子オープンの前哨戦に位置づけられている。9位だった東京五輪から長距離移動の疲れも見せず、首位と2打差の好発進。次戦に向けても大事な一戦で、「楽しんで、いいゴルフができるように頑張る」と力を込めた。

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2021年8月14日のニュース