丸川五輪相 国内の医師やボランティア、報道関係者の検査頻度「選手と1M以内15分以上接する方は毎日」

[ 2021年5月18日 10:35 ]

丸川珠代五輪相
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 丸川珠代五輪相は18日、閣議後の定例会見を行い、五輪開催時の関係者の検査頻度について「選手と1メートル以内の距離で15分以上接する方には毎日検査を受けていただく」との方針を示した。

 海外から来日する選手団や関係者には厳しい行動制限を課し、菅義偉首相は違反した場合に強制的退去の可能性にも言及しているが、国内で公共交通機関などを利用する医師やボランティア、報道関係者については継続的なPCR検査を実施する見通し。丸川五輪相は「メディアの方で1メートル以内で15分以上取材をする方、通訳や選手を乗せて運転される方などは密接に接することになるので選手同様に毎日検査させていただく」とし、「バブルに入るか入らないかが一つの線引きになる。選手と接する機会がない方は、4日に一度になるのか7日に一度になるのか精査する。大変細かくどのような活動をするかに応じて、検査の頻度を分けていく整理が概ねついてきた」と明かした。

 五輪の日本選手団への新型コロナウイルスのワクチン接種を早ければ6月1日に開始する方向で調整しているという報道については「詳しく伺っていません。6月1日は報道で見て知りましたので、確認はできていません」と話すにとどめた。国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪・パラリンピックの各国・地域選手団に米ファイザー社などのワクチンを無償提供すると表明している。

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2021年5月18日のニュース