鶴竜、春場所休場決定 陸奥親方明かす 横審からの厳しい意見も「覚悟のうえでの決断」

[ 2021年3月11日 16:02 ]

横綱・鶴竜
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 大相撲の横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が14日に初日を迎える春場所(東京・両国国技館)を休場することが11日決まった。師匠の陸奥親方(元大関・霧島)が明らかにしたもので、休場は昨年7月場所から5場所連続。

 鶴竜は今年の初場所を腰痛で全休したが、2月の合同稽古にも参加するなど前向きに調整していた矢先の9日の稽古で左脚を痛めた。この日横綱と今後について話した陸奥親方は「本人の話しでは、ケガはそこまでひどくないという。気持ちも切れていないので場所は休ませるが…」と説明した。

 昨年11月場所後には休場の多さにより、横綱審議委員会に引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議されていた。今後、横審から厳しい意見も出ることが予想されるが同親方は「それも覚悟のうえでの決断。(引退勧告などの)厳しい決議が出た場合は、もう1度話し合う」と重く受け止めていた。

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2021年3月11日のニュース