鶴竜 春場所休場の意向 稽古中に左脚負傷 進退待ったなし…陸奥親方「本人もわかっていると思うけど」

[ 2021年3月11日 13:40 ]

横綱・鶴竜
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 大相撲の横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が14日に初日を迎える春場所(東京・両国国技館)を休場する意向であることが11日、分かった。師匠の陸奥親方(元大関・霧島)が明らかにしたもので、稽古中に左脚を痛めたという。

 電話取材を受けた陸奥親方は「昨日、一昨日か。霧馬山と稽古をやって。俺は気がつかなかったが、肉離れをしたって。音がしたっていう話なので出るのが無理だったら、という話をした。四股も踏めない状況」と説明した。

 鶴竜は昨年7月場所から休場を続けており、昨年11月場所後に横審から「注意」の決議を受けていた。初場所も全休したが、2月の合同稽古では小結。御嶽海らと申し合いを行い9日には5場所ぶりの出場へ前向きな発言を口にしていたばかりだった。進退を懸ける意気込みで臨んだ場所も休場となれば5場所連続。師匠は「休むとしても、そのまますんなり休み、来場所というわけにはいかないでしょ?本人もわかっていると思うけど」と厳しい口調だった。

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2021年3月11日のニュース