小野川親方と音羽山親方がコロナ陽性 750人PCR検査で判明、力士は全員陰性

[ 2021年3月11日 20:37 ]

 日本相撲協会は11日、山響部屋付きの小野川親方(元幕内北太樹)と尾上部屋付きの音羽山親方(元幕内天鎧鵬)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。春場所(14日初日・両国国技館)へ向け、力士と親方計750人を対象としたPCR検査で陽性が判明。2人は春場所を全休する。力士は全員陰性だった。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、感染した2親方と同じ部屋の力士らが濃厚接触者に該当するかどうか調査を進めており、濃厚接触していたとみなされた協会員も春場所を休場する可能性がある。12日の取組編成会議までに結果が判明する見通し。両親方と同じ協会業務に従事した親方衆や職員は初日前日の13日に再検査を行う。

 検査は場所の安全性を高めるため、1月の初場所前にも行われ、陽性者が確認された4部屋の計65力士が全休した。

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2021年3月11日のニュース