新十両の王鵬、初場所に意気込み「いい相撲取るなと思われたい」 元横綱・大鵬の孫で注目

[ 2021年1月5日 05:30 ]

10日初日 大相撲初場所

王鵬(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 大相撲初場所(10日初日、両国国技館)で新十両昇進となる王鵬(20=大嶽部屋)が4日、東京都江東区の大嶽部屋での稽古後、電話取材に応じ「“王鵬、いい相撲を取るな”と思われる相撲を取っていきたい。一番一番しっかり、いいところをどんどん見せたい」と抱負を口にした。

 史上2位の優勝32回を誇る元横綱・大鵬(故人)の孫。この日は幕下以下と40番ほどの申し合いをこなした。若い力士が相手とはいえ連日多めの番数をこなしているのは「15日間取るのが初めてなので、スタミナをつけるため」と説明。体調についても「ケガもなく調子良くできているので、いい感じです」と好感触を口にした。

 今年の目標は「勝てるだけ勝つ、勝てる時に勝っておく」とした。かつて付け人をした埼玉栄高の先輩、大関・貴景勝からも激励を受けており「気にしていただいて本当にありがたい。気合が入ります」と言葉に力を込めた。 

続きを表示

2021年1月5日のニュース