佐藤駿が練習公開「まずは自分に勝たないと」無良崇人さんの指導で成長実感

[ 2020年10月21日 13:49 ]

練習を公開した佐藤駿(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子の19年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者で今季シニア転向した佐藤駿(16=フジ・コーポレーション)が21日、埼玉県上尾市の埼玉アイスアリーナで練習を公開した。入念にスピン、ステップを確認した後はショートプログラム(SP)「パイレーツ・オブ・カリビアン」、フリー「バトル・オブ・ザ・キングス」の通しで演技構成を確認した。

 SPでは4回転―3回転の連続トーループ、4回転ルッツ、3回転半の全ジャンプに着氷。4回転3種4本の高難度構成に挑戦しているフリーでは冒頭のルッツ、サルコーに苦戦しながらも、何度も曲をかけ直して完成度を高めていた。

 今月上旬の関東選手権で左股関節付近を打撲し、同大会後は3日ほど休養。練習も見直して「4回転を必ず毎日1本降りるように頑張っている。あとはステップ、スピンを(練習の)最初にやり、計画を立てて練習をしている」とメリハリをつけた。

 公開練習では、1カ月ほど前から“アドバイザー”として師事する14年四大陸選手権王者の無良崇人さん(29)から氷上で助言を受けた。週2、3日ほど一緒にリンクで滑るといい、佐藤は「貴重な経験をさせていただいている。一緒に滑って、動きながら見せてくれるので分かりやすい。自分的にもうまくになったと思っています」と成長を実感。日下匡力コーチも「大人の演技を学んでいる。迫力のある滑りになってきた」と目を細めていた。

 11月は東日本選手権(山梨)や自身初のGPシリーズとなるNHK杯(大阪)が待つ。シニア初戦の関東選手権では同級生の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)におよばなかったが、佐藤は「まずはノーミス、自分の納得のいく演技をすることが大事。優真に勝とうとかではなく、まずは自分に勝たないとダメだなと思っている」と強調。「試合が立て続けにあるので、今すぐにとはならないけど、今シーズン中に他の4回転ジャンプにも挑戦しようと思っています」とも語り、さらなる進化への意欲も見せていた。

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