全仏オープンで八百長の疑い フランスの検察当局が捜査 複数の海外メディア報道

[ 2020年10月7日 01:14 ]

 テニスの全仏オープンで八百長の疑いがあったとして、フランスの検察当局が捜査を行っていると複数の海外メディアが6日に報じた。

 対象は9月30日に行われた女子1回戦でパトリシアマリア・ティグ、アンドレア・ミトゥ組(ルーマニア)がマディソン・ブレングル(米国)ヤナ・シジコワ(ロシア)組を7―6、6―4で破った。ブックメーカーでシジコワがサーバーだった第2セット第5ゲームがブレークされるという項目に数十万ユーロが賭けられ、シジコワが2度のダブルフォールトや足をよろめかせて返球に失敗する場面もあってラブゲームで実際にブレークされた。

 また、ルーマニアペアの勝利にも複数の国で大金が賭けられるなど不自然な動きがあり、検察当局は組織的な八百長を疑っているという。

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2020年10月6日のニュース