駿河台大・徳本監督 箱根駅伝予選突破に自信「アクシデントあればひっくり返せる」

[ 2020年10月6日 12:55 ]

箱根駅伝初出場を目指す駿河台大駅伝部の徳本監督(提供写真)
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 箱根駅伝初出場を目指す駿河台大駅伝部の徳本一善監督(41)が6日、オンラインイベントに出演し、17日に行われる予選会に向け「上位チームは強いが、一つでもアクシデントがあるとひっくり返せる。逆にうちも1人でもブレーキがあったらいけない」と混戦模様の予選会を展望した。

 5日に予選会のエントリーが発表された。徳本監督は「順当なら中大、中央学院大、順大、国士舘大、日体大、神奈川大、法大あたりは強い」と分析。「最終的には選手がいかにベストを尽くせるか。設定順位、設定ペースを当日の転向を見ながら判断するのが鍵になる」と話していた。

 同大ではハナマルキとコラボして塩麹を取り入れた食育にも取り組んでいる。選手たちの食事に塩麹を使ったレシピを取り入れたことで低カロリーかつ、栄養価の高い食事を選手自らが意識して摂るようになったという。同社の「液体塩こうじ」を徳本監督も「体調不良の選手がいなかった。貧血になる選手も少ないので、栄養の吸収力が高まっていると思う」と効果を実感している。

 昨年の予選会では10位と1分58秒差の12位で涙を飲んだだけに、チーム全体が今年に懸ける思いは強い。現役時代には当時としては珍しかった茶髪にサングラスといった風貌で注目を集め、法大のエースとして箱根駅伝に4年連続出場した“異端児”は「内心気が気じゃない」としながらも「監督としてはやり甲斐のある1年だった。箱根に行くんだという気持ちが今年初めて選手の中に生まれていた」とチームの成長を実感している。

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