DeNA陸上クラブ廃止…コロナ影響で事業厳しく 国近監督らスタッフは退任へ

[ 2020年10月6日 05:30 ]

陸上・横浜DeNAの瀬古利彦エグゼクティブアドバイザー
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 7年前に名門エスビー食品陸上部を引き継いだ横浜DeNAは5日、来年3月末をもってクラブを廃止すると発表した。新型コロナウイルスの影響を受け「スポーツ事業が厳しい状況にある」とし、来年度からは国際大会を目指す選手を個々にサポートする新体制を立ち上げる。国近友昭監督らスタッフは退任する。

 今春、東海大から同社に入部した鬼塚翔太(23)はすでに男子マラソンの大迫傑(29=ナイキ)を指導するピート・ジュリアン氏とコーチング契約を締結。同じく東海大出身の館沢亨次(23)も練習拠点は別で、今後は所属契約選手として活動する予定だ。

 瀬古利彦エグゼクティブアドバイザーは「世界で戦っていくにあたって、自分の力で環境を整えて力を磨いていくことはプラスになるはず」とコメントした。

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