西地区最後の枠をめぐって4チームが混戦状態 Tブレイザーズのリラードは51得点

[ 2020年8月10日 13:29 ]

76ers戦で51得点をマークしたトレイルブレイザーズのリラード(AP)
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 再開11日目を迎えたNBAは9日、フロリダ州オーランドで「シーディング・ゲーム」の7試合を行い、西地区全体9位のトレイルブレイザーズは、51得点をたたき出したガードのデイミアン・リラード(30)の活躍で東地区全体6位の76ersを124―121(前半67―58)で下して33勝39敗。この日、西地区全体8位グリズリーズが敗れたために両者のゲーム差はともに2試合を残した段階で「0・5」となった。

 また西地区全体10位のスパーズもペリカンズに勝って31勝38敗。グリズリーズとは1ゲーム差、トレイルブレイザーズとは0・5ゲーム差で、西地区のプレーオフ「最後の枠」を巡る争いは、3試合を残しているサンズを加えた4チームによってデッドヒートが繰り広げられている。

 東地区ではラプターズの第2シードとネッツの第7シードが確定し両者はプレーオフの1回戦で激突。昨季のファイナルを制したラプターズは所属のアトランティックでは3年連続、ここ7年では6度目のディビジョン優勝を決めている。なお西地区ではペリカンズとキングスのプレーオフ進出の可能性が消滅。グリズリーズに所属している渡辺雄太(25)はラプターズ戦での出場機会はなかった。

 <9日の結果>

*サンダー(43勝26敗)121―103ウィザーズ(24勝46敗)
*ラプターズ(50勝19敗)108―99グリズリーズ(33勝38敗)
スパーズ(31勝38敗)122―113*ペリカンズ(30勝40敗)
*セルティクス(47勝23敗)122―119マジック(32勝39敗)
*トレイルブレイザーズ(33勝39敗)124―121 76ers(42勝28敗)
ロケッツ(44勝25敗)129―112*キングス(29勝41敗)
ネッツ(34勝36敗)129―120*クリッパーズ(47勝23敗)

 *はホーム扱いのチーム

 <西地区8位グリズリーズとのゲーム差>

 ▼9位トレイルブレイザーズ=0・5(2)
 ▼10位スパーズ=1(2)
 ▼11位サンズ=1・5(3)

 *シーディング・ゲーム(各チーム8試合)終了時点で再開シーズン参加チームの中で9位のチームが8位に4ゲーム差以内ならば2試合制の決着シリーズに突入。9位相当のチームが2勝すればプレーオフへ。カッコ内の数字は残り試合数。

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