知人葬儀出席のはずが夜の街へ クリッパーズのウィリアムズ、10日間隔離で2試合欠場へ

[ 2020年7月27日 20:33 ]

クリッパーズのルー・ウィリアムズ(AP)
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 NBAクリッパーズのガード、ルー・ウィリアムズ(33)が30日に再開となるシーズンで、新型コロナウイルスの感染防止対策による欠場“第1号”となった。

 ウィリアムズは23日、友人の家族の葬儀出席を理由に再開シーズンが集中開催される米フロリダ州オーランド近郊の施設を離れたが、同日夜にアトランタのストリップクラブを訪れていたことがSNSの写真で発覚。写真はラッパーのジャック・ハーローがインスタグラムにアップしたもの(後に削除)で、ウィリアムズはフロリダでNBAから支給されたマスクを着用していた。

 NBAは集中開催地の施設におけるルールとして、一度施設を出て戻った選手には最低でも4日間の自主隔離を義務づけている。しかし、調査の結果、不正な施設からの外出だとして26日、安全確保のためウィリアムズに25日から10日間の自主隔離を命じた。これによりウィリアムズは、リーグ再開初戦のレーカーズ戦(30日)と2戦目のペリカンズ戦(8月1日)の最低でも2試合は欠場することが確定。隔離明けとなる3戦目のサンズ戦(同4日)に出場できるかは不明だ。

 ウィリアムズはクラブは行きつけの店で、今回はパーティーなどは行わず、テークアウトの食事を受け取ってすぐに出たと主張している。今季チーム3位の1試合平均18・7得点をマークしているベテランの行動について、クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチは「気分がいいものではないね」と話した。

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2020年7月27日のニュース