男子800M クレイ・アーロン竜波が大会新で優勝 留学前国内最終戦「気持ちよく終われた」

[ 2020年7月26日 05:30 ]

陸上東京選手権第3日 ( 2020年7月25日    駒沢陸上競技場 )

男子800メートル決勝で優勝したクレイ・アーロン竜波(中央)
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 陸上男子800メートル決勝は今秋に米テキサス農工大進学を控えるクレイ・アーロン竜波(18=相洋AC)が大会新記録となる1分50秒54で優勝した。男子110メートル障害決勝は日本記録保持者の高山峻野(25=ゼンリン)が13秒54(向かい風1・1メートル)の大会新記録で制した。

 留学前の“国内最終戦”を完勝で締めくくった。クレイ・アーロン竜波は「久しぶりのレースだったが、気持ちよく終われたのは良かったです」と充実感を漂わせた。

 高校卒業後に渡米したサニブラウン・ハキーム(21=米フロリダ大)と同じ道を進む。今年3月に神奈川・相洋高を卒業。コロナ禍もあって国内での練習が続いたが8月に渡米できる見通しが立った。18歳の若武者は「今の自分だと戦えないと自覚している。そのためにレベルの高い米国に行く」と胸を躍らせている。サニブラウンに米国の大学事情を聴くなど米国の先輩として絶大な信頼を置く。「種目は違うが、サニブラウンさんは大学で大活躍している。自分も同じように米国で頑張りたい」と意気込んでいた。

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2020年7月26日のニュース