フェンシングフルーレ代表合宿公開　上野「もっと強くなれる」

フェンシング日本代表の強化合宿に参加し、取材に応じる女子フルーレの上野
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　フェンシング男女フルーレの日本代表が18日、静岡県沼津市内で合宿を公開した。

　女子団体は既に、新型コロナウイルスの影響で来夏に延期となった東京五輪の出場権を獲得。個人で世界ランク7位と日本勢最上位の上野優佳（18＝中大）は五輪延期にも、「もっと強くなれるんじゃないかという気持ちがある」と前向き。「世界に通用するフェンシングを身に付けて、五輪では個人、団体で金メダルを獲りたい」と意気込んだ。

　世界ランク10位の東晟良（せら、20＝日体大）は自粛期間中は地元の和歌山に戻り、姉・莉央（21＝同）と週2、3回、実戦練習で剣を交えた。晟良は「ちょっとずつでもいいから苦手な部分をなくしていきたい」と来夏に向けてレベルアップを誓った。