土俵祭りで安全祈願 尾車事業部長「厳戒態勢、命懸けのような雰囲気」

[ 2020年7月19日 05:30 ]

19日初日 大相撲7月場所

土俵祭に臨む(前列左から)花籠親方、出羽海親方、八角理事長、伊勢ケ浜親方(撮影・郡司 修)
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 初日を翌日に控えた18日、両国国技館で土俵祭りが行われ、15日間の安全を祈願した。新型コロナウイルスの感染防止策として、力士の参加は見送られた。一般公開もなく、八角理事長(元横綱・北勝海)ら参列者の席はいつもより広めに間隔が設けられた。

 東京開催場所の責任者を務める尾車事業部長(元大関・琴風)は電話取材に「緊張感でいっぱい。厳戒態勢で、命懸けのような雰囲気の場所になっている」と心境を語った。東京開催場所の入場券は今年初場所まで11場所連続して全15日間で完売したが、今場所は18日午後の時点で売れ残っていた。尾車事業部長は、感染者が増加している状況を踏まえ「テレビでいいかと思う人もいる。そんな中で見に行こうとする人には感謝したい」と述べた。 

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