7人制代表エース松井「ラグビー人生を懸けて」東京五輪→23年W杯に挑戦

[ 2020年7月9日 14:32 ]

強化練習後、オンライン取材に応じる松井千士

 7人制ラグビー男子日本代表の松井千士(25=キヤノン)が9日、東京都内で行われた東京五輪代表候補の強化練習後にオンライン取材に応え、先月末に3シーズン所属したサントリーを退団し、プロ契約を結んで移籍した理由について「場所を変えることが成長につながると思った。15人制のプロ選手になることで、23年(の15人制W杯)に向けてもラグビー人生を懸けて勝負したいと思い、今回の選択になった」と明かした。

 松井は同大在学時の15年に15人制代表の初キャップを獲得。W杯代表候補にも挙がったが、晴れの大舞台には届かなかった。その後は7人制代表に活躍の場を広げるも、翌16年のリオデジャネイロ五輪もあと一歩のところで代表入りを逃し、バックアップメンバーとしてチームの4強入りを支えた。五輪の1年延期が決まり、当初は「残り4カ月であと少しだったので、メンタルで少し落ちた」というが、たった12人の代表入りや、メダルに懸ける思いは人一倍強い。「ただ出るだけでは満足できない。メダルを獲り、自分自身も活躍して世界にアピールしたい。ラグビーに費やす時間を増やすためにも(移籍してのプロ契約を)決断した」と熱い思いを語った。

 今後も来年の東京五輪までは7人制に専念する意向で、すでにチームの了承も取り付けているという。五輪後は5年前にかなわなかったW杯出場を目指し、「しっかりトップリーグで実力を見せて、ジョセフ・ヘッドコーチにアピールして代表に食い込みたい」と意欲。かつては線の細かった体も現在は88キロまで増量し、その上で日本トップクラスのスピードやフィットネスを維持できる状態にレベルアップ。五輪とW杯の間はわずか2年。よりハードルが上がった2つの大舞台への挑戦にも、「二兎(にと)を追うのは難しいが、やっていきたい」と目を輝かせた。

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