松山、3カ月ぶり実戦「帰ってこられてよかった」18日開幕RBCヘリテージで“再スタート”

[ 2020年6月18日 05:30 ]

練習ラウンドで準備をする松山(右)
Photo By ゲッティ=共同

 男子ゴルフで世界ランク23位の松山英樹(28=LEXUS)が、18日に開幕する米ツアーの再開第2戦、RBCヘリテージ(サウスカロライナ州・ハーバータウン・リンクス)で3カ月ぶりに復帰する。3月のプレーヤーズ選手権以来の実戦。前週の再開初戦を欠場した日本のエースはフロリダ州の自宅から約500キロの車移動で会場入りし、16日は9ホールを回って調整した。仕切り直しとなった世界最高峰ツアーで海外メジャー制覇への道を再スタートさせる。

 約2メートルの距離を取って応じた取材で穏やかな表情を見せた。約3カ月ぶりの実戦を前に松山は「帰ってこられてよかった。いいパフォーマンスを出したい。試合が楽しみ」と語った。

 入場口には体温を検知する機器。新型コロナウイルス検査の「陰性」を示す黄色のリボンがなければクラブハウスには入れないなど「いつもと違う、物々しい雰囲気」が漂う。関係者の数も制限されたコースは寂しいが、9ホールを回り、その後ショットや小技の調整で復帰戦に備えた。

 3月のプレーヤーズ選手権はコースレコードタイの63で暫定首位発進。その夜にウイルス感染拡大の懸念から大会は中止となったが「仕方ないこと」と受け入れ、ツアー中断に伴い帰国した。日本での調整は「緊急事態宣言が出ていないところを探して、宮崎や仙台でやった。いろんな人に協力してもらった」と明かす。当初は「何をしたらいいのか分からなかった」というが、4月中旬に米ツアーの新日程が発表された後は「自分のやりたい練習をしていたら、あっという間に時間が過ぎた」と振り返った。

 5月末に再渡米してからはフロリダ州オーランドの自宅で“自主隔離”。「人と接触しないところでボールも打ててコースも回れた」という恵まれた環境で準備してきた。再開初戦は欠場し、今大会の出場を決めたのは、“密”のリスクのある飛行機ではなく「車での移動が可能だから」。15日に自宅からキャディーと2人で車を走らせ、東京―大阪間に相当する約500キロのドライブを経て会場入り。既に2度の検査で「陰性」と診断された。

 海外メジャー制覇へ再び歩み始めたが「無理はしない。感染しないために移動の回数も減らしたい」と安全第一を心掛ける。新たな生活様式の中での復帰戦に向け「ゴルフができることに感謝して頑張りたい」と新鮮な気持ちで挑む。

 ▽RBCヘリテージ 毎年4月にサウスカロライナ州のヒルトンヘッドアイランドで開催されるが、今年はコロナ禍で開催が延期された。1969年に創設され、初代王者はアーノルド・パーマー。歴代王者にはジャック・ニクラウスやトム・ワトソンらそうそうたる面々が名を連ねる。2年前の50回目の記念大会では小平智が優勝。優勝者には赤のタータンチェックのジャケットが贈られる。

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