国内男子ツアー シーズン20、21年統合決定 PCR検査も実施へ

[ 2020年6月18日 05:30 ]

3月25日、JGTO第8回定時社員総会&臨時理事会で握手をかわす青木功会長(左)と時松隆光選手会長
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 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日にリモートで臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの影響で中止が続く男子ツアーについて20年と21年を統一シーズンとすることを決定した。女子ツアーと同様の措置で、20年の賞金王などは設定しない。

 今年は1月に開幕戦のSMBCシンガポール・オープン(シンガポール)を実施したが、国内初戦を予定していた4月以降は中止と延期が続いている。外国人がシード選手の約半数を占めており、入国制限の解除などを再開の条件とした。また、再開に伴いPCR検査の実施を決定。ツアー外競技となったゴルフパートナー・エキシビション(7月9、10日、茨城・取手国際GC)から、選手やキャディーをはじめとした関係者を対象に検査を行う。

 現在、8月20日開幕の長嶋茂雄招待セガサミー・カップ(北海道・ザ・ノースカントリーGC)からの再開を目指している。JGTOの青木功会長(77)は「さまざまな状況を見極めながら、引き続き対応をしていく」と話した。

 ▼時松隆光(選手会長)いろいろな案があったと思いますが、状況を鑑みてシーズン統合はどの選手にとっても公平な結論。PCR検査についても実施した方がいいと考えますし、安心材料になると思います。

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2020年6月18日のニュース