鈴木愛「2年連続賞金女王のチャンス」 シーズン開幕へオンライン会見

[ 2020年6月18日 15:20 ]

会見する鈴木愛(JLPGA提供)
Photo By 提供写真

 今週に開催される予定だったニチレイ・レディースの昨季優勝者の鈴木愛(26=セールスフォース)が18日、日本女子プロゴルフ協会のオンライン記者会見に臨んだ。来週25日に、今季初戦を迎えるアース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)に向けて「毎年スコアが出るコース。チャンスにはつくと思うので、どれだけバーディーパットを決められるか。パット次第になると思う」と展望を口にした。

 新型コロナウイルスの影響による入国制限で、昨年大会覇者で昨季賞金ランク3位の申ジエら出場できない海外勢がいることにも言及。「賞金ランキングにも加算されるんですよね?やっぱり、ちょっとフェアじゃない気はします。国が決めていることなので、しようがないということもありますけど…」と複雑な心境を明かしつつ「やっぱり韓国勢とか上手な選手が多いですし、戦いがいがある。一緒に戦えないのは残念です。なるべく早く色んな選手が揃うように環境を整えていってもらいたいです」と、出場したくてもできない海外勢を気遣った。

 異例の20―21年シーズン開幕まで、あと1週間。昨季賞金女王は「1番最初(17年)に賞金女王になって、2年連続で賞金女王を狙ったけど18年にケガをして獲れなかった。また、2年連続で賞金女王になれるチャンスが巡ってきたと思っています。メンタル、技術とか全ての面で大変な1・5シーズンになると思いますけど、賞金女王と東京五輪は大きな目標です」と力を込めた。

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2020年6月18日のニュース