マイケル・ジョーダン氏が110億円を寄付 人種差別撲滅のための啓蒙活動

[ 2020年6月6日 09:33 ]

人種差別撲滅のために1億ドルを寄付するマイケル・ジョーダン氏(AP)
Photo By AP

 NBA元ブルズのスーパースターで、現在はホーネッツのオーナーを務めているマイケル・ジョーダン氏(57)と、ナイキ社のサブブランドとなっている「JORDAN BRAND」が5日、人種偏見の撲滅と社会正義に貢献している団体に、今後10年間で1億ドル(日本円で約110億円)を投入していくという声明を発表。「これは人種問題に論争を巻き起こそうとするものではない。根深い人種差別が根絶されるまで我々は黒人の命を守るために働き続ける」として、平等な社会の実現のための啓蒙活動に資金を注ぎ込む姿勢を示した。

 米国では5月25日、ミネアポリスでジョージ・フロイドさん(46)が警察官に膝で首筋を押さえつけられて窒息死。その後、全米各地に抗議行動が広がり、ジョーダン氏は「とても悲しくて心が痛み、そして怒りがこみあげてくる」というメッセージを公表していた。

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2020年6月6日のニュース