JLPGA 今季と来季で「20~21年シーズン」に、6月25日ツアー開幕を模索

[ 2020年5月25日 19:23 ]

リモート会見で説明する小林会長
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は25日、リモート会見し、新型コロナウイルスの感染拡大による試合数大幅減を受け、今季(2020年)と来季(2021年)をひとつのシーズン「20~21年シーズン」とする新たな開催方式を発表した。

 予定していた今季の全37試合は約半分の18試合が中止。この状況を踏まえ、JLPGAは「賞金ランキング及びメルセデス・ランキングが選手の総合的な実力を反映したものにならない」と判断し、変更に踏み切った。出場資格は2019年の成績に基づいて付与。また20年に資格を持たない選手が21年に参戦できる機会をゼロとしないために、総出場人数を増やせる大会などで「新規参戦枠」を設けるなどの配慮をする。

 今季のシード選手は、ツアー選手権リコー杯など特別な資格がある大会を除き34試合(権利保障対象競技)の出場権が保障され、34試合の対象競技終了後に獲得賞金に基づきリシャッフルを行う。またリランキングは21戦目終了時点で第1回目を行い、その後7戦目終了後にも2度目のリランキングを行う。

 国内女子ツアーは6月25日から始まるアースモンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)での開幕を模索している。

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