犬ぞりレースの優勝者が意外な方法で母国へ 博物館に売却される飛行機を利用

[ 2020年5月25日 12:47 ]

今年3月のアイディタロッドで優勝したノルウェーのベルナーさん(AP)
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 米アラスカ州を舞台に行われる世界的な犬ぞりレース、「アイディタロッド」で優勝しながら、新型コロナウイルスの感染拡大で足止めをくらっていたノルウェー人のマッシャー(乗り手)、トーマス・ベルナーさん(47)が意外な方法で母国に戻ることになった。

 ベルナーさんは今年3月に開催された大会で優勝したものの、その直後にアラスカ州からの移動が不可能となり、2カ月以上も滞在が長引いている状態。「アラスカは大好きな場所だが、自分には家族がいるんだ」とノルウェーのトルパという町で暮らす5人の子どもと、35匹の犬との“別居生活”を強いられていた。グーロ夫人は応援のためにアラスカ入りしていたが、航空機の離発着が規制される前にノルウェーに帰国。ベルナーさんは「妻といつも朝のコーヒーを飲んでいたが、それもできない」と嘆いていたという。

 しかしアンカレッジ・デイリーニュース紙によれば、アンカレッジの空港に保管されている古い旅客機で現在は貨物機となっていたDC―6(1947年初飛行)が、ノルウェーのソーラにある航空博物館に売却されることになり、ベルナーさんは新型コロナウイルスの検査を受けた上でこれに同乗することを求め、博物館側も今週中に結論を出すことになった。

 アイディタロッドで優勝に貢献した16匹の犬は知り合いのマッシャーの自宅で預かってもらっているが、帰国が決まれば再びベルナーさんと合体。ようやく待ちに待った母国での“凱旋パレード”が実現しそうだ。

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