高橋大輔、五輪聖火ランナー「思いっきり楽しみたい」 関空アイスアリーナで滑り初め

[ 2019年12月25日 18:19 ]

<関空アイスアリーナオープニングイベント>華麗なスケーティングを披露する高橋大輔(撮影・北條 貴史)
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 アイススケートの新拠点、関空アイスアリーナのオープニングセレモニーが25日、大阪府泉佐野市の同アリーナで行われ、フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪銅メダリスト・高橋大輔(33=関大KFSC)、前週の全日本選手権を制した紀平梨花(17=関大KFSC)、宮原知子(21=関大)らがエキシビションに参加した。

 来年から2022年北京五輪を目指して本格的にアイスダンスに転向する高橋はアドバイザーも務める新リンクでシングルでの滑り納め。「やっと終わったなという感じです。これでスッキリ次に向かえます」と笑顔を見せた。今後は米国を活動の拠点にするが「まあ近いですよね。これだけ空港に近いリンクはあまりないと思います。カップル、ペアにも力を入れてくれると聞いているので」と関西空港まで一駅、約7キロという好立地を最大限に生かしていく。

 また、出身地でもある岡山を走る2020年東京五輪の聖火ランナーに決まったことについては「アメリカで練習してますけど。その時は帰ってきます。思いっきり楽しみたい。こんなの二度と経験できないぞっていう気持ちで走ります」とここでも笑顔を見せた。

 来年3月の世界選手権で表彰台を目指す紀平も新アリーナの誕生を歓迎。「軟らかすぎず、硬すぎずで、それで結構、よく滑るので私は結構、好きなリンクです。海外の振り付け師の方に来てもらうには便利なところだと思います」。来年1月には4回転ジャンプ強化のため米国で3週間の合宿を張る予定。今後も海外と日本の頻繁な往来が続く。有効活用したい新拠点だ。

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